首イボについて
首のイボでお悩みの方多いです。気がついたら首にイボができ、少しずつ数も増え受診する方も多いです。首のイボは、アクロコルドンやスキンタグと呼ばれることもあります。は軟性線維腫(なんせいせんいしゅ)というイボのことが一番多いのですが、ほくろや老人性イボ(脂漏性角化症)も混ざっていることがあります。
軟性線維腫は1~2mmの小さな柔らかいイボのこともあれば、5mm以上に大きくなってしまうこともあります。首だけでなく肌が柔らかくこすれやすい場所である脇や股にもイボはできやすいです。
首イボの軟性線維腫はコラーゲンでできたイボであり良性のものになります。自然に消えることは基本的にありません。
首イボの原因
首イボの原因は、加齢や紫外線、摩擦、肥満、糖尿病、遺伝的な体質、妊娠などのホルモンの変化が関係しています。首は皮膚が薄い場所でもあり、加齢や紫外線による影響を受けやすく、肌の老化が進みイボが増える原因になります。また洋服の襟やネックレスが肌にこすれることによって肌が刺激されイボができてしまいます。
首イボの治療
首イボの治療としては、サージトロン、手術用ハサミ、液体窒素で治療します。小さく飛び出ているものは手術用ハサミでの除去、平らなものや大きいものはサージトロンでの除去をおすすめしています。
サージトロン
大きめのイボや、やや盛り上がったイボの治療に使います。局所麻酔や塗り麻酔を効かせてから、イボを除去します。切除と止血を同時にできるため出血も少なく、傷口も目立ちにくくなります。除去後は軟膏やテープを1~2週間して保護します。
手術用ハサミ
手術で使用するハサミを使って、盛り上がった小さいイボを根本から切除します。麻酔も不要で痛みも強くなく、出血も少ないので盛り上がった小さいイボに最適です。
液体窒素
液体窒素によって冷凍してイボを除去します。首はとても色素沈着しやすく、液体窒素治療によって半年くらい色素沈着の茶色さが残ってしまうこともあるので注意が必要です。1回の治療で終わらないことも多く、何回か治療の継続が必要です。
当院の症例
症例 【30歳代女性】首のイボ
首の小さなイボがお悩みで当院受診されました。数も多いため表面麻酔を行い、首イボをサージトロンで除去しました。処置1ヶ月後にはイボが目立たなくなっています。
施術 | 首イボ除去 |
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費用 |
首イボ取り放題44,000円(税込) 表面麻酔3,300円(税込) 本症例では総額47,300円(税込) |
副作用・リスク | 赤み、腫れ、内出血など |
治療費用
保険診療
手術による除去 | 約7,000~14,000円 |
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冷凍凝固療法 | 約700円 |
できものの拡大鏡検査 | 約200円 |
※3割負担の場合の料金です。
※都内在住で高校生までの子どもは公費負担となり実費は0円です。
自由診療(税込)
イボ除去 3mm未満 | 2つで 10,780円 |
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イボ除去 3mm以上 | 10,780円 |
首イボ取り放題 | 44,000円 |
表面麻酔 | 3,300円 |
まとめ
首のイボはどんどん増えてしまうこともあり洋服やアクセサリーに引っかかることもあります。首イボにお悩みの方はお気軽に当院にご相談ください。