脂肪溶解注射

脂肪溶解注射はこのようなお悩みのある方におすすめです

脂肪溶解注射はデオキシコール酸を主成分としており、脂肪細胞を破壊し、脂肪の乳化を促進して体外へ排出しやすくします。二重アゴや頬のたるみなどの部分痩せに効果のある注射です。脂肪吸引に抵抗がある方や、周りに知られずに部分痩せしたい方におすすめです。
当院では、一人ひとりのお悩みやご希望の効果、ダウンタイムに合わせて治療できるように、カベリンとリポリティックプラスの2つの薬剤で治療を行っています。
部分痩せが気になる方はお気軽にご相談ください。

美容クリニックで使用されている脂肪溶解注射は多数ありますが、効果がしっかり確立している成分はデオキシコール酸になります。デオキシコール酸は米国FDA（食品医薬品局）に脂肪溶解効果を認められている成分です。デオキシコール酸は肝臓で作られる胆汁という液にも含まれている成分で、安全性が高いものとなっています。
デオキシコール酸は、界面活性剤で脂肪細胞の表面膜を溶かして破壊します。破壊するため脂肪細胞の数が減り、リバウンドしにくい部分痩せ効果があります。脂肪細胞は破壊されると代謝され体外に排出されます。デオキシコール酸が脂肪細胞以外に作用しにくい理由としては、脂肪細胞以外の細胞はアルブミンというタンパク質が多く含まれておりデオキシコール酸の働きを邪魔するためと考えられています(Thuangtong R, et al. Dermatol Surg. 2010;36:899-908.)。
当院では、デオキシコール酸の濃度の異なる2つの薬剤を症状やお悩みに応じて使い分けています。一般的に有名な脂肪溶解注射であるBLNSアルティメットはデオキシコール酸濃度が0.02%であるのに対し、当院で扱っているカベリンは0.5%、リポリティックプラスは2.5%となっており効果を実感しやすくなっております。

カベリン

カベリンはデオキシコール酸に加え、L-カルニチンやアーティチョークエキスが配合されています。カベリンは効果が高いものの、腫れ・痛みが少ないことが特徴です。

リポリティックプラス

リポリティックプラスは高濃度のデオキシコール酸だけでなく、フォスファチジルコリンやL-カルニチンが配合されています。デオキシコール酸が高濃度のため、効果が高く、今まで脂肪溶解注射で効果を実感されなかった方にもおすすめです。

脂肪溶解注射は理論上、脂肪があるところはどこでも打てますが効果が実感しやすい場所への注射をおすすめしています。当院では、頬、フェイスライン、二重アゴへの注射を行っております。
一般的に効果を実感できるのは施術から1ヶ月後です。当院では、当院では1ヶ月おきに3～6回ほどの施術をおすすめしています。
注射後に散歩などの軽い有酸素運動を行うと脂肪溶解の効果が高まる可能性があります。

脂肪溶解注射は他の美容施術との相性もよく、糸リフトやヒアルロン酸注射、ハイフであるウルトラセルQプラスと併用もおすすめです。特におすすめなのがウルトラセルQプラスリニアモードとの併用です。二重あごやファイスラインのたるみに、リニアモードによって脂肪を減らしながら、肌を奥から引き締めることができます。脂肪溶解注射を併用することでより脂肪を減らすことができ高い効果を実感しやすくなります。

ウルトラセルQプラスリニアモードについてはこちらをご参照ください。

脂肪溶解注射は、お手軽にできる部分痩せ治療です。良い部分を知って、お悩みの解決にうまく活かすことがポイントです。頬のボリュームや、フェイスライン、二重アゴにお悩みの方はお気軽にご相談ください。