ポテンツァ

2025.01.03 ポテンツァ

【専門家が解説】ポテンツァが効く理由と最短で効果を出すコツ

最近、美容医療で話題になっている「ポテンツァ」。

このマイクロRFニードルによる新しい治療は、ニキビ痕、毛穴の開き、たるみ、小ジワなど、女性 や男性の気になる部分を治療できることから、多くの注目を集めています。

本記事では、ポテンツァがどのようにして効果を発揮するのか、さらに最短でその効果を引き出すコツなどを解説します。

そして、私たちファラド皮膚科が提供するおすすめの「ファラド独自のポテンツァ治療」についてもお話しいたします。

ポテンツァとは?その仕組みと効果

ポテンツァは、最先端の美容医療技術で、極細の「マイクロニードル」を肌に挿入し、RF(ラジオ波)エネルギーを真皮に直接届ける治療法です。

この仕組みによって、以下のような効果を得ることができます。

1.ターゲットを絞った熱エネルギーの供給 

ポテンツァは、肌の深さごとに異なる肌悩みを的確に解消するため、針の長さやエネルギーの強さを調整することができます。

これにより、たとえば表層に近いニキビ痕と、深層にあるたるみを同時に治療することが可能です。

2.コラーゲン生成を促進

RFエネルギーが肌の真皮層に作用することで、コラーゲンやエラスチンの生成が活発化します。

これにより、肌が内側から弾力を取り戻し、ハリのある若々しい印象を与えます。

3.肌への負担を最小限に 

表皮へのダメージを最小限に真皮層に作用するため、ダウンタイムが短く、治療後すぐに日常生活に戻ることができます。

また、肌へのダメージが少ないため、敏感肌の方にも安心して施術を受けていただけます。

4.薬剤の効果的な導入 

ポテンツァはドラッグデリバリーシステムを搭載しており、マイクロニードルを通じて肌の深層に薬剤を効率よく届けることが可能です。

これにより、美白や保湿、アンチエイジングに特化した効果をさらに高めることができます。

※ポテンツァで導入できる薬剤について詳細はこちらをご参照ください。

他のRF治療との違い

他のRF治療で代表的な機器としては、サーマクールボルニューマ、デンシティ、サーマジェンなどがあります。

これらの治療も肌の引き締めやリフトアップ効果を得られるものですが、以下の点でポテンツァとは異なります。

1.エネルギーのターゲット層 

サーマクールやボルニューマなどは主に真皮全体をターゲットにします。

一方、ポテンツァは真皮の特定の層をターゲットにし、熱エネルギーを必要な部分だけに集中させることが可能です。

2.適応範囲の広さ

サーマクールやボルニューマなどはリフトアップやたるみに特化していますが、ポテンツァはニキビ痕、毛穴の開き、小ジワなど幅広い症状に対応します。

3.ダウンタイムと施術中の快適性

サーマクールは熱感が強く、施術中の痛みが懸念されることがありますが、ポテンツァは痛みが少なく、ダウンタイムも短いことが特徴です。

4.ファラド皮膚科の独自のポテンツァ治療

ファラド皮膚科では、ポテンツァの効果を最大化するために、エネルギーの出力や針の深さを患者様一人ひとりの肌状態に合わせて細かく調整します。

また、薬剤導入を組み合わせることで、他院では得られないカスタマイズ治療を提供しています。

ポテンツァが効く3つの理由

ポテンツァは、以下の3つの大きな要因で肌の悩みに効果を発揮します。

1.コラーゲン再生の促進

ポテンツァは、真皮層にRFエネルギーを届けることで、コラーゲン生成を刺激します。

これにより、肌の弾力が向上し、たるみやシワが目立たなくなる効果があります。

特に加齢による肌の衰えが気になる方にとって、コラーゲンの再生は不可欠な要素です。

2.ターゲットを絞った治療の実現

ポテンツァは、マイクロニードルの深さやRFの出力を調整することで、患者様ごとの肌の悩みに最適化した治療が可能です。

たとえば、深く硬いニキビ痕から、真皮深層に存在するたるみや毛穴の開きまで幅広く対応できます。

3.薬剤の効果的な浸透 

ポテンツァに搭載されたドラッグデリバリーシステムにより、治療時に使用する薬剤が直接肌の深部に到達します。

これにより、ニキビ跡改善や毛穴改善、抗炎症効果を得ることができます。この特性は、従来の表面からの塗布では得られないメリットです。

4.肌のサイトカインバランスを整える

ポテンツァによる微細なダメージは、肌の自然治癒力を刺激します。

炎症を起こすサイトカインというタンパク質を抑えることができ、肌のバランスを整えることができます。

赤ら顔や酒さの炎症を抑える効果やニキビが出にくくなる効果も報告されています(参考文献1,2)。

ファラド皮膚科のポテンツァ治療が選ばれる理由

私たちファラド皮膚科では、他院では行っていない独自のポテンツァ治療を提供しています。

ファラド皮膚科式ポテンツァ治療の特徴は以下の通りです。

1.オーダーメイドの治療プラン 

当院では、患者様一人ひとりの肌状態や悩みに応じて、最適な治療プランを設計します。

針の深さやRFの出力、使用する薬剤の種類・量・濃度まで細かくカスタマイズ。これにより、肌質改善だけでなく、症状の早期改善も可能となります。

2.経験豊富な専門医による施術計画

院長は美容医療の豊富な経験を持ち、ポテンツァ治療の全プロセスを熟知しています。

患者様の肌質や悩みを深く理解し、最適なアプローチを提案することで、高い満足度を実現しています。

3.他治療との組み合わせによる相乗効果

ポテンツァのみの施術にとどまらず、レーザー治療やピーリング、注射治療との併用プランもご提案できます。

これにより、単一の治療では得られない複合的な効果を引き出し、肌全体の質感を大幅に改善します。

4.最新機器と高度な技術の融合

当院で使用するポテンツァ機器は、最新モデルを採用。これにより、治療の精度と安全性が向上しています。

さらに、スタッフが継続的な研修を受けることで、常に最高水準の技術をご提供いたします。

5.丁寧なアフターケア

治療後の経過観察やスキンケア指導など、患者様の満足度を高めるためのアフターケアにも力を入れています。

肌トラブルの早期対応や定期的なチェックにより、治療効果を長期的に維持します。

※ファラドのポテンツァ治療について詳しくはこちらもご参照ください。

最短で効果を出す5つのコツ

ポテンツァ治療の効果を最大化するためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

・治療前後のスキンケア

治療後の肌は非常にデリケートな状態になるため、適切なスキンケアを行うことが重要です。

特に、保湿ケアと紫外線対策は欠かせません。他院では、保湿剤や再生クリームの使用が推奨される場合も多く、当院でも患者様の肌に合った製品を個別に提案します。

・施術後のクーリングと保湿

治療直後には肌が熱を持つことがあります。

この際、クーリングや保湿を徹底することで、肌の回復がスムーズになります。

特に当院では、鎮静作用のあるパックや冷却しながらエレクトロポレーションできるケアシスSを併用することで、ダウンタイムを最小限に抑えています。

・適切な施術間隔を守る

一回の施術でも効果を実感できますが、複数回の治療が推奨されます。

通常、1か月程度の間隔を空けることが推奨されています。

この間隔を守ることでコラーゲン生成が最適化され、効果の持続性が高まることが報告されています。

・普段の肌状態のメンテナンス

ポテンツァの効果を最大化するには、ニキビが普段できないようなスキンケアや治療、皮脂のケアや肌の炎症を抑える治療の併用がおすすめです。

肌をいい状態にメンテナンスしておくことでポテンツァを安全に効果高く受けていただけます。

当院では、ニキビや皮膚炎の保険治療もできますのでお気軽にご相談ください。

・専門医と十分な相談を行う

治療前後の肌状態や治療計画について、専門医と綿密に相談することが重要です。

当院では、初回カウンセリングで患者様の肌状態を詳細に分析し、治療計画を丁寧に説明します。

これにより、患者様が納得した上で治療を受けられるポテンツァは、ニキビ痕や毛穴の開き、たるみ、小ジワなど、幅広い肌悩みに対応できる革新的な治療法です。

ポテンツァが効く理由と最短で効果を出すコツのまとめ

ファラド皮膚科では、患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を提供し、最短で効果を実感していただける環境を整えています。

美容医療をお考えの方は、ぜひ当院のポテンツァ治療をご検討ください。あなたの理想の肌を実現するために、全力でサポートいたします。

ニキビ痕や毛穴の開き、たるみ、小ジワなど、お肌のお悩みを解決したい方はこちらから相談予約をお願いいたします。環境を提供しています。

上野御徒町ファラド皮膚科院長|上條 広章 監修

【参考文献】

(1)Park SY, Kwon HH, Yoon JY, Min S, Suh DH. Clinical and Histologic Effects of Fractional Microneedling Radiofrequency Treatment on Rosacea. Dermatol Surg. 2016;42:1362-1369.
(2)Lee SJ, Goo JW, Shin J, Chung WS, Kang JM, Kim YK, Cho SB. Use of fractionated microneedle radiofrequency for the treatment of inflammatory acne vulgaris in 18 Korean patients. Dermatol Surg. 2012;38:400-5.

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